いろいろな顔をあわせもつ、表情豊かなお庭が完成しました!!

エディブルガーデンいろいろな顔をあわせもつ、表情豊かなお庭が完成しました!!

今回は久しぶりの新築のお庭です。お施主さまから “和室の前は和風の庭にしたい。” “ハーブや野菜を育てたい。” “建築の方に譲ってもらった黒のピンコロ石(約200個)を使いたい。”というご要望をいただきました。加えて、言うまでもなく、玄関まわりは素敵なお庭にしないといけないですよね。庭という限られたスペースのなかで、これらすべての要素を入れるのは至難の業。これは山茶やの腕の見せ所!!と思い、すべてが叶うデザインはないかと一生懸命考えました。

山茶やが庭作りにおいて大切にしていることは、デザインはもちろん、使いやすいこと。石を並べて庭の中に導線を作り、(今回は黒のピンコロ石、ベルジャン・スライス、フォレスト・ペイビングを使いました。)草取りや水やりがストレスなくできるようにしてあります。また、野菜や一年生のハーブなど植え替えが必要なものの周りには、根が張る大きな木を植えないようにし、オリーブやハナユズは、ジャワ鉄平の小端積みの花壇の中に、多年生のハーブといっしょに植えることにしました。

最近、“自分で野菜や果実、ハーブを育てて食べる庭”という意味の「エディブルガーデン」という庭が人気が出てきています。やっぱり、家の庭で育ったものを食べるというのは、単純にうれしいですよね。これからは、今回のように「エディブルガーデン」に従来の「見て楽しむ庭」をうまく組み合わせていく庭が主流になっていくかもしれませんね。

まだお若いお施主さまなのに、庭を作られるとは本当に頭が下がる思いです。時間とともに庭が成長し、庭とともに心豊かな生活を送っていただけることを、願っています。植物のことでわからないことがありましたら、気軽に聞いてくださいね。