ツリバナの実がたわわに実って愛らしいですね!!
ツリバナの実がたわわに実りました!!花や実がぶら下がることからその名がついたようですが、ツリバナも私が大好きな植木の一つです。
ツリバナの株立ちは山あいの風情を映し出すために、雑木の庭に植えられます。そのか細くて柔らかい枝々が風で揺れるのに合わせて、花や実もゆらゆらと揺れます。その様がとてもかわいらしく、それがツリバナの最大の魅力ではないかと思います。ツリバナは、春に決して派手とは言えない花が咲き、(見つけると日本人なら嬉しくなると思います)夏には、1センチ程の玉のような実ができて、秋になると、その実が朱色になってはじけます。色づきはいまいちなものの、紅葉もしてから落葉します。
ツリバナは基本的に一本で植えることもしませんし、また高木にもしません。背丈くらいから背伸びをして手が届くくらいの高さにとどめ、高木の添え木として植えます。そうすることで高木を引き立てると同時に、ツリバナ自身の魅力も発揮します。ツリバナは、成長も遅く、あまり手をかけなくても自然樹形になります。また、か細い樹形ながら、雑木の中では丈夫なので重宝します。魅力たっぷりのツリバナですが、個性が強くないので和風・洋風どちらでも合わせられるのもうれしいですね。
山茶やでは、一本からでも植栽いたします。お気軽にご相談ください。